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セキュリティコラム

セキュリティコラム:詳細

情報セキュリティの20年

2016年06月20日

去る5月19日~21日南紀白浜において「第20回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」が開催された。今回のテーマは「サイバー犯罪 温故知新」で、第2回より筆者もほぼ毎年参加しているので、この20年を振り返ると感慨深いものがある。今回来賓として高市総務大臣が祝辞を述べられたが、情報セキュリティに関するシンポジウムとして老舗の本シンポジウムも数年前はもう店じまいをしようかなどと話した時期もあり、20年続けて来られた関係者各位のご努力に心から敬意を表したい。

このシンポジウムのタイトルは、スタート時は「コンピュータ犯罪」であったけれど、2006年に「サイバー犯罪」と改称した。今思えば時代の流れを相当前に先取りしたと言えるだろう。20年を振り返ると情報セキュリティに関するイシューもその時々の脅威によって変化していて、コンピュータウイルス/不正アクセス→情報セキュリティポリシー→個人情報保護法→SNSのセキュリティ/ネットいじめ→標的型攻撃/情報漏えい、と変化して来ている。ただこのイシューはその時々のトピックスであって、基本的な対策の考え方は、20年経った現在に至っても殆ど変化していない事に改めて気付かされた3日間であった。


第20回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムhttp://www.riis.or.jp/symposium20/
筆者紹介

サイバーセキュリティコラム筆者 岸田明コラム筆者 岸田明

岸田 明(きしだ あきら)

KMSコンサルティング代表。
大手IT企業や参議院事務局など、第一線でサイバーセキュリティ対策に携わってきたこの道のエキスパート。 2016年3月よりキューアンドエーワークス株式会社の顧問に就任。